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第2章(1)ウエルニッケ言語野って何? -知覚性言語中枢の働き-

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ウエルニッケ野

第2章 英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」

(1)ウエルニッケ野って何? -知覚性言語中枢の働き-

以前に、NHKや民法のTV番組で英語教育特集を放送していました。皆さんは脳内の「ウェルニッケ野」と呼ばれる知覚性言語中枢のことをご存知ですか?

脳の中で言語を担当している「ウェルニッケ野」で、日本人の英語学習について、次のような研究が行われています。

英語を話せる日本人の留学生と、英語を話せない東大生に、英語と日本語の両方を聞かせて脳内の「ウエルニッケ野」の様子を比較するのです。留学生のウエルニッケ野は別々の所が反応するのに対し、東大生の場合は同じ所しか反応しないのです。

つまり、英語を話せる人は脳の中に英語を担当する場所と、日本語を担当する場所が別々に存在するのですが、英語を話せない人は日本語を担当する場所で英語も処理しているのです。
したがって英語を話せるようにするには、いかにしてウェルニッケ野と呼ばれる知覚性言語中枢を育てるかが肝心なのです。

これらの研究により「文法・訳読法」では英語を話せるようにはならないということが明らかになっています。授業の中で機会があると、その実験の様子のDVDをお見せしています。

「英語直聞&直読直解法」(ITメソッド: 通訳訓練法) は、実は英語が苦手な生徒ほどよく伸びるという特徴があります。この「英語直聞&直読直解法」は一般に学校等で行われている文法・訳読法(返り読み式)とは根本的に勉強法が異なるのです。

訳読法のクセがついている生徒は、そのクセを抜かなければならず、そういう意味では「訳毒法」です。逆に英語が得意でない生徒にとっては幸いで、文法・訳読法のクセがついていない分だけ、より早くこの方法に慣れることができるのです。

これが、英語が苦手な生徒ほど結果を出している理由なのです。文法・訳読法では英語を訳すことはできても、英語そのものを読んだり・書いたり・聞いたり・話したりすることはできないのです。

(つづく)

※このオフィシャルブログで『英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」』第1章~第3章を公開します。

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