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カテゴリー別アーカイブ: 入塾面接の栞(しおり)

30年以上の指導経験に裏付けされた、当塾の科学的指導法について詳しく説明しています。

第6章(1)発音より重要な英語の2つのリズム

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第6章 発音より大切な英語のリズム

(1)発音より重要な英語の2つのリズム

英語には発音より大切な2種類のリズムがありますが、ほとんど知られていません。リズムが狂っていると英語は通じないので発音より重要なのですが、中学・高校ではあまり指導されていません。リズムを中心とした音韻的な特徴をプロソディー(韻律)と言いますが、実は発音より重要なのです。

①単語には「音節リズム」があります。milk は1音節の単語なので1拍ですが、日本語のミルクは3音節なので3拍で発音します。rug·by は2音節なので2拍、bas·ket·ball は3音節なので3拍です。

②文には「内容語リズム」という強弱のリズムがついています。伝えたい what、wear、head などの内容語を強くはっきり言い、do you、on your などの機能語を弱く言うリズムです。(つづく)

 

※このオフィシャルブログで「入塾面接の栞(しおり)」第1章~第8章を順次公開します。

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第5章(2)右脳(=イメージ脳)を上手に使おう!

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第5章 英語を話す脳の働き 左脳<右脳

(2)右脳(=イメージ脳)を上手に使おう!

今度は絵を見て2回声に出して読んでください。

「Tere are 3 apples, 2 peaches, 9 bananas, 4 cherries and 5 oranges on the table.」

次に、絵を隠して、見ないで言ってみてください。

「Tere are 3 apples, 2 peaches, 9 bananas, 4 cherries and 5 oranges on the table.」

今度は言えますよね! 英語を話すとはこういうことなのです。現場で場面を見て話したり、現場から離れてもその場面を思い出して話したりするのです。決して文字で書かれたものを頭に浮かべているのではありません。(つづく)

 

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第5章(1)左脳(=言語脳)だけでは覚えられない

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第5章 英語を話す脳の働き 左脳<右脳

(1)左脳(=言語脳)だけでは覚えられない

さて、英語を話すというのは、どういうことでしょうか?

この文を声に出して2回読んでください。

「There are five notebooks, two newspapers, four dictionaries, three books and six magazines on the desk.」

次に、これを隠して、見ないで言ってみてください。

「There are ・・・???」

言えませんよね。文字を2回読んだだけで、見ずに言える人はほとんどいません。決して、頭に文字を浮かべて話しているわけではないのです。(つづく)

 

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第4章(4)目標達成曲線は等比級数

目標達成曲線

第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの

(4)目標達成曲線は等比級数

毎日のようにパラレルリーディングやシャドーイングをしても、イメージ通りすぐに成果が表れるわけではありません。図にもあるように、成果は一直線に上がるわけではなく、等比級数的なカーブを描いて成果が上がらない期間を経た後で弾みがついてから急激に上がります。弾みがつくまでに、個人差がありますが、早くとも約3か月か、それ以上かかります。

弾みがつく前にトレーニングをやめてしまい、三日坊主に終わることがないようにしましょう。毎日のように辛抱強く着実にトレーニングを積み重ねると、本人も驚くような英語力が身につきます。

 

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※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

 

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第4章(3)他の科目の成績もアップ!

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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの

(3)他の科目の成績もアップ!

脳トレで有名な東北大学の川島隆太教授によると、音読、特に外国語の音読が脳全体を活性化し、準備運動となって記憶力を高めるということを、その著書「脳を育て、夢をかなえる」(くもん出版)で述べています。

準備運動として英語の音読をしてから他の科目を勉強すると、音読をしないときと比べて、その科目の成績が20%上がるというのです。

例えば、音読⇒数学、音読⇒古文、音読⇒生物というように学習すると、英語だけでなく数学や古文・生物の点数もアップするのです。受験生にとってこれは嬉しいですね。(つづく)

 

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第4章(2)英語は技能教科―音楽・体育の仲間

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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの

(2)英語は技能教科―音楽・体育の仲間

英語の4技能と言う通り、英語は音楽や体育の仲間で技能教科です。音楽や体育は勉強しても上達しませんが、練習することによって上達します。英語も同様で、勉強するのではなく練習するものなのです。

「同時通訳の神様」と呼ばれた英語の達人・國弘正雄氏は著書「英語の話し方」(たちばな出版)の中で、只管朗読(ただひたすら朗読すること)と只管筆写(ただひたすら書き写すこと)を提唱しています。ご自身も中学・高校のとき何百回も何千回も朗読したり書き写したりしたと述べています。

毎日、リスニング30分+長文読解30分×2セット、合計で90分のパラレルリーディング&シャドーイングを棒読みではなく、気持ちを込めてしっかり練習することで直聞&直読直解力を習得できます。毎回、暗写テストや暗唱の発表を実施しています。何も見なくても、すらすら書けるよう、すらすら言えるよう、本気で練習しましょう!(つづく)

 

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第4章(1)最も重要なのは?―英語の発想法の習得

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第4章 英語は勉強ではなく、練習するもの

(1)最も重要なのは?―英語の発想法の習得

従来の訳読法では、英語をわざわざ日本語に直して理解するため返り読みせざるを得ません。そのため英語を聞いたり話したりすることは不可能でした。それに対し直聞&直読直解法では、英語の発想法に基づいて直接理解できるようにします。

センスグループ訳(語順訳)を通して英語の語順で内容を理解したあと、パラレルリーディング(シンクロリーディング)& シャドーイング徹底して繰り返し練習することにより、英語のまま直接聞いたり読んだりして理解できるようになります。

※パラレルリーディング&シャドーイングを徹底して繰り返し繰り返し練習することは、専門的にはオーバーラーニング(=過剰学習)という非常に効果のある学習法です。脳の仕組みに適った科学的な学習法なので、しっかり取り組んだ生徒は誰でも驚異的に英語力が伸びるのです。

さらに、長文やリスニングのテキストの音声を標準速度(約150wpm)から2倍速(約300wpm)まで徐々にスピードを上げてトレーニングします。脳には「可塑性」という外界の刺激に順応する性質があるので、最初は速く感じた2倍速も繰り返すことで普通に理解できるようになります。

このように高速音声を使用してオーバーラーニング(=過剰学習)することによって相乗効果が得られ、ネイティブ並みの黙読スピードである約300wpmを実現します。この学習法は「ファスト・オーバーラーニング」(=高速×過剰学習)と呼ばれていて、実行すれば誰でも無理なく成果が得られる科学的学習法です。(つづく)

 

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第3章(2)英語を話すことができない文法・訳読法

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第3章 英語脳(=英語耳)を育てる

(2)英語を話すことができない文法・訳読法

人間の耳の可聴領域(聞き取れる範囲)は20Hz~20,000Hzで、言語によって周波数が異なります。

日本語は125Hz~1,500Hz、英語は2,000Hz~12,000Hzと全く異なる周波数帯を使っています。

①英語を話せない学生は英語を日本語の周波数帯で処理しようとしているのに対し、②英語を話せる留学生は英語と日本語をそれぞれ別の周波数帯で処理しているのです。また、5か国語を話せる人は脳のウエルニッケ言語野の中に、それぞれの言語を担当する周波数帯が5か所あるのです。(つづく)

 

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第3章(1)【動画】「英語脳(=英語耳)」

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第3章 英語脳(=英語耳)を育てる

(1)【動画】「英語脳(=英語耳)」

①英語を話せない人と、②英語を話せる人の脳の中のウエルニッケ言語野の違いを解説している動画を2本見てください。(収録時間約5分 ※入塾面接の際にお見せしています。)

2本目の動画の最後で「毎日1時間英語を聴く練習をして、100時間継続すると英語脳が育つ」と言っています。当塾では「英語脳」を育てるために、リスニングも長文読解も音声付きのテキストを使用してパラレルリーディング(シンクロリーディング)やシャドーイングを徹底して行います。

※パラレルリーディングとは、テキストを見て音声を聞きながら音読することで、シンクロリーディングやオーバーラッピングとも言います。また、シャドーイングとは、テキストを閉じて音声を聞きながら追唱することです。この2つは元々同時通訳を育てるためのトレーニング方法ですが、とても効果があるので一般にも紹介されるようになりました。(つづく)

 

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第2章(3)文法・訳読法では通用しない共通テスト

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第2章 正則教授法に戻そう!(訳読法は変則教授法)

(3)文法・訳読法では通用しない共通テスト

現在、英語が英米人だけでなく、世界共通語として世界中で通用している中で、日本人が習得するべきなのは訳読法ではなく、英語のまま理解できる直聞&直読直解法ではないでしょうか?

共通テストにおける出題量の変化は、英語の学習法を実用的でない「文法・訳読法」から実用的な「直聞&直読直解法」に切り替えようというメッセージにほかならないのです。国を挙げて「使える英語力を!」というメッセージです。

でも、そのことに対応できている高校や塾・予備校がどれだけあるのでしょうか。きちんと対応していたら、高校生の理解スピ-ドが平均75wpmというのはあり得ないはずです。その多くはいまだに旧態依然とした文法・訳読法のままなのです。

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