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第1章(5)長文を読むスピードが訳読の4倍に!

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第1章 英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」

(5)長文を読むスピードが4倍に!

この英語の発想法である 「英語直聞&直読直解法」(ITメソッド: 通訳訓練法)を取り入れることで、英語を読むスピードが格段に速くなります。

一般に日本の高校生が英語の長文を読むスピードは1分間に約75語(75wpm)と言われていますが、アメリカのTVの英語ニュースはその約2.5倍の180語(180wpm)で放送されていて、まずそれが聞こえるようになり、長文が音読のスピードで読めるようになります。さらに、黙読で日本の高校生の約4倍の300語(300wpm)で読めるようになるまでトレーニングします。

こうなると、ネイティブの読書スピードと同じです。よく勘違いされるのですが、一般の英語教育で言う英文速読や、スキャンニングや、スキミングではありません。斜め読みや飛ばし読みではなく、普通にしっかりと読んでこの速度なのです。英米人が普通に読むスピードであって、決して速読ではありません。私たちが普通に日本語の文章を読むのと同じ感覚で英文を読めるようになるのです。

これは、意味をしっかりとりながら音読練習を繰り返したり、さらに黙読練習を繰り返しているからなのです。だから、英文を読みながら意味が取れるようになるのです。英語の実力・成績は、この練習量の差で決まります。まさに努力次第なのです。
文法・訳読法 (返り読み式) では、こうはいきません。音読をしたとしても意味がついてこないので、空読みになってしまうのです。

「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」の長文読解の授業では、くり返し何度もパラレルリーディング(=聞き読み)することでプリントを見なくても言えるようになります。その結果、英語のまま直接聞いたり読んだりして直接理解することができるようになります。

(つづく)

※このオフィシャルブログで『英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」』第1章~第3章を公開します。

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