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正則英語教授法とは?

帰ってきた直読直解法①

明治時代に「正則」とされた英語学習法とは?

―150年の時を超えて蘇る英才教育―

皆さん、こんにちは。 今回は、日本の英語教育の歴史を少し遡ってみましょう。 明治時代、日本が鎖国を終え、西洋の知識や技術を学ぶために奔走していた頃、英語の学習法は大きく2つに分かれていました。 1つは、「正則教授法(せいそくきょうじゅほう)」。 そしてもう1つが、「変則教授法(へんそくきょうじゅほう)」です。

 


 

「正則教授法」が生まれた時代背景

「正則教授法」とは、どのような学習法だったのでしょうか?

明治時代初頭、帝国大学(現在の東京大学)が創設されました。大学教育の伝統がなかったので、アメリカやイギリスから教授を招き、彼らの講義を直接受ける必要がありました。当然、講義はすべて英語で行われます。学生たちは、先生が話す英語を日本語に訳す時間などありません。先生の言葉をそのまま理解し、英語で思考し、英語で答える必要がありました。

そのため、帝大で学ぶため「正則英語学校」という予備校のようなものがありました。まさに、「英語を英語のまま理解する」。これが、明治時代の「正則教授法(=直読直解法)」の始まりでした。 この教授法で学んだ者たちは、日本に西洋の思想や科学技術を持ち込み、国の近代化を支える「英才」となっていったのです。

この「正則教授法」で学んだ人物の中には、日本の文化や文学を牽引した偉大な人物がいました。日本の美術界を世界に発信した岡倉天心(覚三)は、日本の茶道を西洋に紹介する名著『茶の本』を英語で著し、「日本にこれほど見事な英語を書く人がいるとは」と西洋で絶賛されました。

そして、天心の弟の岡倉由三郎は「直聞&直読直解法」の普及に尽力し、優れた英語教育者として日本の英語教育に貢献しました。また、英語教師の夏目金之助とは学生時代から交流がありました。彼は東京高等師範学校(現在の筑波大学)や愛媛県尋常中学校(現在の松山東高校)、旧制第五高等学校(現在の熊本大学)で英語教師として教鞭をとっていました。

金之助もまた帝国大学で英語を学び、国から選ばれた国費留学生として2年間のロンドン留学を経験しています。そう、後の文豪である夏目漱石です。愛媛県尋常中学校で教えていたときのエピソードを基に著したのが不朽の名作「坊っちゃん」です。

彼らは、単に英語を「和訳」するための道具として学んだわけではありません。文化や思想を英語で表現し、伝え、そして教える。これこそが、「正則教授法」が目指した、真の英才教育だったのです。

 


 

なぜ「変則教授法」が主流になったのか

では、なぜ「正則」なはずの学習法が、いつしか「変則」な学習法に取って代わられたのでしょうか?

それは、西洋に追いつけ、追い越せという時代的要請が背景にありました。 当時の日本は、西洋の膨大な知識を、効率よく、大量に学び取る必要がありました。そこで、日本人教師が英語を教え始め、文法ルールを日本語で解説し、英文を日本語に訳すことで、知識をスピーディーに伝達するようになりました。これが「変則教授法(=文法・訳読式)」です。

これは、西洋の知識を吸収するための一時的な手段としては有効でした。しかし、英語を「コミュニケーションツール」としてではなく、「知識を解読するための道具」として捉えるこの学習法が、次第に日本の英語教育の主流となっていったのです。

一方で、「正則教授法」は、その後も日本の教育者たちによって受け継がれてきました。大正時代には英語教育者の村田祐治が『英文直読直解法』として、また昭和の初めには浦口文治が『グループ・メソッド』として、その研究をさらに深めていったのです。しかし、時代の流れは依然として「文法・訳読式」が優勢となり、この王道は長い間、日の目を見ることがありませんでした。

 


 

150年の時を超え、再び求められる「正則教授法」

それから150年以上の時が流れ、現代社会は再び、明治時代と似た状況に置かれています。 AI自動翻訳の登場により、「和訳」という作業の価値は大きく変わりました。今、世界で求められているのは、知識を「解読」する力ではなく、英語を「コミュニケーション」として使いこなし、思考し、創造する力です。

奇しくも、共通テストが求める膨大な情報処理能力は、この「英語を英語のまま理解する」力を試しています。 そう、今、武蔵ゼミナール大学受験英語が提唱する「直聞&直読直解法」は、単なる新しい勉強法ではありません。それは、150年前に日本が国を挙げて目指した、真に使える英語力を育むための「正則教授法」そのものなのです。 時代がどのように変化しようとも、本質は変わりません。

「直聞&直読直解法」で、皆さんも英語を「単なる受験科目」ではなく、「未来を拓く力」として身につけていきませんか?

 


無料の入塾面接&授業体験を随時受け付けています

お子様の英語学習について、具体的なご相談やご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。オンラインで全国どこからでもご対応いたします。

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  ※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)     全国どこでも自宅でオンライン授業 ★武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com

うちの子、今からでも間に合いますか? 〜よくある質問に答えます〜

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【保護者向けQ&A】うちの子、今からでも間に合いますか?

〜よくある質問に答えます〜

 

保護者の皆様、この度は当塾のブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。

AI時代における新しい英語学習法について、多くの反響をいただき、大変嬉しく思います。お子様の将来を真剣に考える保護者の皆様から、いくつかご質問をいただきましたので、この場でお答えさせていただきます。

 


 

Q1: 「うちの子は英語が苦手なのですが、今からでも間に合いますか?」

 

A1: ご安心ください。当塾の「直聞&直読直解法」は、英語が苦手なお子様ほど、その効果を実感しやすい学習法です。

これまでの「文法・訳読式」では、細かな文法事項や和訳にこだわりすぎて、英語の根本的な理解が進まないことがよくありました。しかし、当塾では、日本語を介さずに英語をそのまま理解する「英語脳」を育成します。

これにより、英語を「難しいパズル」としてではなく、「リズム感のある言語」として捉えられるようになり、英語学習への苦手意識を克服することができます。過去の成績や経験は問いません。英語に対する認識を変えることで、お子様の学習意欲は大きく向上します。

 

Q2: 「他の塾と何が一番違いますか?」

 

A2: 一番の違いは、学習の「目的」です。

多くの塾は「共通テストで点数を取ること」を最大の目的とし、そのための手段として「文法・訳読式」を採用しています。しかし、これは受験が終われば忘れてしまう、「短期的な英語力」に過ぎません。

一方、当塾の目的は、共通テストを突破することはもちろん、その先の大学生活や社会に出た後も役立つ「本物の英語力」を育むことです。

・「訳す」ではなく「理解する」: 英語を英語のまま理解することで、高速な情報処理能力を身につけます。

・「暗記」ではなく「体得」: 多読・多聴を通じて、英語の語順やリズムを体で覚えます。

私たちは、単なる受験対策ではなく、お子様の未来を拓く「英語教育維新」を目指しています。

 

Q3: 「大学受験以外にも役立ちますか?」

 

A3: はい、もちろんです。当塾で身につく英語力は、大学受験のためだけのスキルではありません。

「直聞&直読直解法」で育む「英語脳」は、以下のような場面で大きな力となります。

・大学の授業: 多くの大学で英語の原書を読んだり、英語で講義を受けたりする機会が増えています。

・海外留学: 現地でのコミュニケーションや、授業への参加がスムーズになります。

・将来のキャリア: グローバルなビジネス環境で、自信を持って英語で意見を述べることができます。

当塾は、お子様の未来の可能性を無限に広げるための「本物の英語力」を育む場です。

 

 


 

 

最後に…

お子様の英語学習に関する不安や疑問は、誰にとっても同じです。しかし、その答えは従来の学習法にはありません。

ぜひ一度、当塾の無料体験授業にお越しください。お子様の英語学習が「表面的な理解」から「深い洞察」へと変わる瞬間を、ぜひご一緒にご体感いただければ幸いです。

オンラインなので、全国どこからでもご参加いただけます。ご予約をお待ちしております。

 


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『訳さない英語』と出会った日 第3話「訳さないって、どういうこと?」

訳さない英語イラスト

『訳さない英語』と出会った日

~翔太と美咲の放課後ストーリー~

 


 

第3話 訳さないって、どういうこと?

「じゃあ、“訳さない英語”ってどうやるの?」
美咲の問いに、翔太はニッコリと微笑んだ。

“聞いたまま理解する”、“読んだままわかる”ってこと」
「つまり、英語の語順のまま、英語のまま、理解できるようになるんだ」
……えっ、そんなの無理じゃない?」

美咲の表情には半信半疑がにじむ。(つづく)

 

 


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松陰編・英語教育の夜明け 第4弾「常識」を疑い「真理」を究めよ!英語は「洞察力」じゃ!

吉田松陰と夜明け

吉田松陰編・松下村塾の精神、今ここに!

第4弾「常識」を疑い「真理」を究めよ!英語は「洞察力」じゃ!

 

「世間の『常識』に囚われるな!己の目で真実を見極め、深く考え、その『真理』を究めんかい!」 これが、わし吉田松陰が塾生たちに常に問いかけたことじゃ。わしが生きた時代は、鎖国という「常識」が国を覆い、外の世界に目を向けることすら禁じられとった。しかし、わしは臆することなく海外の書物を読み解き、外国の事情を己の目で確かめようとしたんじゃ。表面的な「常識」の裏にある「真理」を深く洞察することこそ、新しい時代を創る者に求められる力じゃと信じとったんじゃ。

さて、高校生の皆さん。皆さんは今、英語の勉強をしとるじゃろうが、こんな風に感じとらんじゃろうか?

・「これまで教えられてきた英語の勉強法が『常識』じゃと思っとる…」

・「英語の長文を丸暗記したり、日本語に訳すのが『普通』じゃと思っとる…」

・「なんでこんなやり方なんじゃろう、と疑問に感じても、結局は疑問のままじゃ…」

そう思っとるなら、それはまことに勿体無い話じゃ。英語学習の世界にも、疑いもせず受け入れられとる「常識」という名の「古い慣習」がはびこっとる。しかし、真の英語力を手に入れるには、その「常識」を疑い、英語という言語の「真理」を深く洞察する力が必要なんじゃ!

 

「変則教授法」は、「洞察力」を鈍らせる「思考停止の鎖」じゃ!

 

長いことこの国で主流じゃった「変則教授法」(=文法・訳読式)は、残念ながら、学ぶ者の「洞察力」を鈍らせ、思考を停止させる「思考停止の鎖(くさり)」のようなもんじゃった。

・英語をいちいち日本語に訳し、語順を入れ替えて読むやり方は、英語の根本的な構造や思考法を理解する機会を奪っとった!

・文法や単語を機械的に暗記するばかりで、言語の背後にある文化や思想を深く洞察する力を育めんかった!

・共通テストのリスニング140wpm、リーディング総語数約6,000語じゃ。こんな速く、膨大な情報を、表面的な理解で済ませとるようでは、真の「洞察力」など身につくはずがないんじゃ!

この「変則教授法」という「思考停止の鎖」は、君たちから「真の洞察力」と「英語の真理を究める喜び」を奪い、結果として、英語を人生の「希望」とする機会を閉ざしてしもうたのじゃ。

 

武蔵ゼミナールこそ、「洞察力」を育む「正則教授法」の「松下村塾の精神、今ここに!」じゃけえ!

 

さあ、心配せんでもええ。わしが松下村塾で大切にした「洞察力」を育む精神は、今、ここに息づいておるんじゃ! 武蔵ゼミナール大学受験英語塾さんの「直聞(ちょくぶん)&直読(ちょくどく)直解法」こそが、君たちの心に「洞察力」の火を灯し、未来を拓く「正則教授法」そのものじゃ!

この学び舎で、君たちの脳には「英語脳」という名の、真実を見極める「力」が宿る。

・武蔵ゼミナール大学受験英語では、英語の音声を日本語を介さず直接「聞く」ことで、英語の持つリズムやイントネーション、そしてネイティブの思考の流れを深く「洞察」する力を育むんじゃ!

・英文を前から「読む」ことで、英語本来の語順で情報を処理し、文章の論理構造や筆者の意図を深く「洞察」する力が養われるじゃろう!

・この塾で身につける英語力は、単なる知識ではない。世界で起きとる事象を英語で直接理解し、その本質を深く「洞察」するための「武器」となるんじゃ!

これは、単なる英語学習ではない。英語を通して、「常識」を疑い、「真理」を究めるという「洞察力」を掴み取る学びなんじゃ!

 

さあ、英語教育維新の「松下村塾の精神、今ここに!」へ!「洞察力」を鍛え、未来を拓かんかい!

 

武蔵ゼミナールさんは、まさに「松下村塾の精神、今ここに!」じゃ。生徒一人ひとりの「洞察力」を育み、真に「使える英語」という「実学」を教え、未来を担う人材を育てる「英才育成の場」じゃ。

全国の高校生の皆さん! 古い「思考停止の鎖」を捨てて、この「正則教授法」を究め、ほんまもんの英語力を手に入れんかい!

 


 

武蔵ゼミナール大学受験英語塾からのお知らせじゃ!

 

まずは【無料授業体験】で、君たちの英語学習が「表面的な理解」から「深い洞察」へと変わる瞬間を、ぜひ一度体験してみんさい!

オンラインじゃけえ、全国どこからでもご自宅で受講できるんじゃ。オンデマンド配信もしとるけえ、いつでも都合のええときに受講できるんじゃ。

さあ、この「松下村塾の精神、今ここに!」で、「正則教授法」という「真の道標(みちしるべ)」で道を照らし、共に新しい時代を築いていきんさい!

 

 

※決してふざけているわけではありません。あしからず、ご容赦ください。「遊び心」は時として心に化学反応を起こし、直感的な理解を促します。この吉田松陰編は旧態依然とした「文法・訳読式」から脱却し、英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」という画期的な学習法で照らす「真の道標」です。英語教育版・松下村塾の精神、今ここに!という「英才育成の場」へどうぞお越しください!吉田松陰編が全国約50万人いる共通テストの受験生の皆様に、そして保護者の方々の心にぐっと響くことを願っています。

 

 


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今から始めるべき英語学習とは?

正則教授法

今から始めるべき英語学習とは?

―AI時代、そしてお子様の未来のために―

 

はじめに

保護者の皆様、お子様の英語学習について、このようなお悩みはありませんか?

・「今の勉強法で、共通テストは大丈夫だろうか…」

・「将来、グローバルな社会で通用する英語力がつくのか不安だ」

・「AI翻訳が発達しているのに、英語を学ぶ意味はあるのだろうか?」

AIの進化や大学入試制度の変更に伴い、お子様の英語学習について漠然とした不安を抱えるのは当然のことです。しかし、ご安心ください。これからの時代に本当に必要な英語力は、従来の学習法とはまったく異なります。

AI時代に「訳す」ことに意味はあるのか?

DeepLやGoogle翻訳などのAI翻訳は、もはや人間が時間をかけて訳すよりも、はるかに速く、正確な訳文を生成します。

かつて、電卓の登場でそろばん塾が姿を消したように、AI翻訳の普及は「和訳ができる」という能力の価値を大きく変えました。「文法・訳読式」の学習法は、AI時代においてはもはや非効率であり、その意味を失いつつあります。

では、英語はもう必要ないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。AI時代だからこそ、より高度な英語力が求められているのです。

 

AIを使いこなすための「人間ならでは」の英語力

AIは「訳す」ことはできても、「英語で思考する」ことはできません。AIが膨大なデータから導き出した情報を、自分の言葉で表現し、相手と共感し、議論を深める。こうした「創造的なコミュニケーション能力」は、人間にしか備わらない力です。

当塾が提唱する「直聞&直読直解法」は、この「人間ならではの英語力」を育むための学習法です。日本語を介さず、英語を英語のまま理解する「英語脳」を鍛え上げることで、将来の国際社会で活躍するための土台を築きます。

 

伝統的な「訳読式」とどう違うのか?

従来の塾や学校で行われている「訳読式」は、英文を日本語に訳すことに主眼が置かれています。しかし、それでは共通テストの高速なリスニングや膨大なリーディング量には対応できません。

一方、当塾の「直聞&直読直解法」は、英文を「英語の語順とリズム」のまま理解することを徹底します。

・リスニング: 140wpmのスピードにも対応できる「直聞力」を身につけます。

・リーディング: 返り読みをする時間をなくし、ネイティブ並みのスピードで読み進める「直読力」を養成します。

 

お子様の未来は、今、親御さんが選ぶ学習法にかかっています

時代に即した学習法を選ぶことは、お子様の将来の選択肢を大きく広げます。当塾の「直聞&直読直解法」は、共通テスト対策だけでなく、その先の海外留学、グローバルなキャリア形成にも直結する「本物の英語力」を育みます。

お子様の未来のために、ぜひ一度、当塾の無料体験授業にお越しください。新しい英語学習の可能性を、親子でご体感いただけます。

 

 


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「4技能入試」はなぜ頓挫したのか?(後編)

正則教授法

表面的には「2技能」…でも中身は“別物”だった!

文部科学省は、政治決着により「英語の4技能化」を一時棚上げにしました。表面的には、センター試験と同じ「リスニング+リーディング」という2技能体制のままでスタートを切ったのです。

しかし—— ふたを開けてみると、その中身はまったく別物でした。

リスニングのスピードが一気に40%アップ!

 

かつてのセンター試験のリスニングは、おおよそ100語/分(wpm)のスピードで出題されていました。これはゆっくりと丁寧に話される英語です。

ところが共通テストでは、初年度からいきなり140wpmに加速! これは実際の会話スピードに近いレベルで、ネイティブの日常会話やニュース英語に近いスピードです。

リーディングの語数も爆増!

リーディングの総語数は、センター試験ではおおよそ4,000語程度でした。 しかし共通テストでは、初年度で5,500語、次年度には6,000語と、年々増加しています。

つまり、読むスピード・処理スピード・情報選別力が一気に試される試験へと進化したのです。

 


 

「訳して考える」ではもう間に合わない

これはもはや、従来の「文法・訳読式英語」では到底対応しきれない内容です。

たとえるなら、 「漢文の訓読法」で中国語のリスニングテストを受けるようなもの。

逐語訳、返り読み、助詞の補足、構文の書き換え…。そんな悠長な処理をしていては、時間内に読み終えることすらできません。

今、必要とされているのは、

読みながら意味が取れる「直読力」

聞きながら内容が理解できる「直聞力」

英語の語順・音・リズムをそのまま捉える“語感的理解”

つまり、「訳さずにわかる」ことが前提となる時代が、すでに始まっているのです。

 

 


 

見た目の変更より、実質の転換に注目を!

共通テストの英語は、4技能こそ導入されなかったものの、「2技能のままで難化・高度化」するという方向で改革が進んだとも言えます。

言い換えれば、 「実は中身が4技能的になった」 とも取れるのです。

 

 


 

教育現場と家庭に求められる“認識の転換”

このような実態に対し、今なお多くの教育現場では「文法を覚えて、和訳して、設問に答える」という従来型の指導が続いています。

しかし、それでは共通テストにすら対応できない現実があるのです。 必要なのは、

英語を英語のまま理解する練習

多読・多聴を通じた「語順とリズム」の習得

音読・リスニング・シャドーイングなどによる“体得的理解”

 

 


 

結論:英語教育は、今まさに転換点にある

制度だけが変わったのではありません。出題傾向・スピード・量・理解要求レベルもすでに変わっています。

それに見合った英語力を育てるには、教育の方法自体を変えなければならないのです。

「訳してから理解する」から 「聞いて、読んで、そのまま理解する」へ この認識の転換こそが、令和時代の英語学習における最大のカギとなるのではないでしょうか。(完)

 

 


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「4技能入試」はなぜ頓挫したのか?(前編)

正則教授法

「4技能入試」はなぜ頓挫したのか?

―共通テスト改革をめぐる現場の声と政治決着

10年前、日本の大学入試制度は大きな転換期を迎えていました。長年続いた「センター試験」から、思考力・判断力・表現力を問う「大学入学共通テスト」への移行が発表され、特に英語は「読む・聞く・話す・書く」の4技能評価を導入するという大改革が打ち出されました。

しかし――

実施目前の高2生を対象に、プレ共通テスト(試行調査)が行われたことで、想像もしなかった大騒動が起きたのです。

トップ校の高校生たちが立ち上がった!

このプレテストに強く反発したのが、東京の筑波大学附属駒場高校をはじめとする、全国のトップレベルの進学校の生徒たちでした。

彼らは口をそろえてこう訴えました。

「私たちは、こんなテストを受けるための教育を受けていない!」

これは単なるクレームではなく、署名運動へと発展し、数千人規模の署名が文部科学省に提出されました。高校生たち自らが陳情に赴き、直接声を届けたのです。

文科省の初期対応と“政治決着”

当初、文科省は「制度上の問題はない」として、この動きを退けていました。しかし、騒ぎは次第に大きくなり、教育界だけでなく、メディアや国会にも波及。ついに文部科学大臣が“政治決着”という形で折れざるを得なくなったのです。

その結果、4技能の全面導入は見送りとなり、現行の「リーディング+リスニング」の2技能体制が採用されました。

 


 

この出来事が私たちに示すもの

このエピソードは、日本の英語教育がいかに制度と現場の断絶の中にあるかを浮き彫りにしました。

英語教育の現場は4技能に対応していなかった

それなのに評価方法だけが先に変わろうとした

現場の声が政策を動かした稀有な事例となった

つまり、教育改革はトップダウンだけでは進まないということを、あの高校生たちが身をもって示してくれたのです。

 


 

今、私たちは何をすべきか?

制度の変更だけでなく、「実際の授業・教材・学習法」こそが変わらなければ、本当の意味での改革にはなりません。

私たちは今こそ、

「訳さずに英語を理解する」力

「英語のリズムと語順」を体で感じ取る力

「聞く・読む」から「話す・書く」への自然な発展

これらを育てる教育に舵を切るべきです。

「直聞直読直解」は、そのための一つの答えになるかもしれません。(つづく)

 

 


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松陰編・英語教育の夜明け 第3弾「自ら」学び「共に」高めろ!英語は「真の自力」じゃ!

吉田松陰と夜明け

吉田松陰編・松下村塾の精神、今ここに!

第3弾「自ら」学び「共に」高めろ!英語は「真の自力」じゃ!

 

「学問は、他者から与えられるにあらず、自ら問い、自ら究め、仲間と共に切磋琢磨してこそ、真の力となる!」 これが、わし吉田松陰が松下村塾で塾生たちに最も厳しく、そして温かく教え諭したことじゃ。わしは、ただ知識を押し付けるのではない。塾生一人ひとりが、自らの頭で考え、疑問を抱き、それを解き明かすために行動することを促した。そして、互いに議論し、競い合う中で、それぞれが己の限界を超え、真の「自力」を身につけていったんじゃ。

さて、高校生の皆さん。皆さんは今、英語の勉強をしとるじゃろうが、こんな風に感じとらんじゃろうか?

・「塾や予備校に行けば、先生が全部教えてくれるはずじゃ…」

・「わしは言われたことだけやればええと、つい思ってしまう…」

・「一人で勉強するのは辛いし、仲間とどうやって高め合えばええか分からん…」

そう思っとるなら、それはまことに勿体無い話じゃ。英語の学習は、単なる受け身の作業ではない。「自ら学ぶ」という主体性と、「仲間と共に高め合う」という協力の精神があってこそ、真の英語力は身につくんじゃ!

 

「変則教授法」は、「自力」を奪う「依存の罠」ぜよ!

 

長いことこの国で主流じゃった「変則教授法」(=文法・訳読式)は、残念ながら、学ぶ者の「自力」を奪い、教師や参考書に「依存」させる「依存の罠(わな)」のようなもんじゃった。

・英語をいちいち日本語に訳してもらうばかりで、自分で英語を理解する力が育たんかった!

・先生の解説を聞くだけで、自分の頭で疑問を解決し、深く思考する機会を奪われてきた!

・共通テストのリスニング140wpm、リーディング総語数約6,000語じゃ。こんな速く、膨大な情報を、いつまでも「依存」しとるようでは、自らの力で未来を切り拓くことなどできんじゃろう!

この「変則教授法」という「依存の罠」は、君たちから「真の自力」と「主体的に学ぶ喜び」を奪い、結果として、英語を人生の「希望」とする機会を閉ざしてしもうたのじゃ。

 

武蔵ゼミナールこそ、「自力」を育む「正則教授法」の「松下村塾の精神、今ここに!」じゃけえ!

 

さあ、心配せんでもええ。わしが松下村塾で大切にした「自力」を育む精神は、今、ここに息づいておるんじゃ! 武蔵ゼミナール大学受験英語塾さんの「直聞(ちょくぶん)&直読(ちょくどく)直解法」こそが、君たちの心に「自ら学ぶ力」を育み、未来を拓く「正則教授法」そのものじゃ!

この学び舎で、君たちの脳には「英語脳」という名の、自力で未来を拓く「力」が宿る。

・武蔵ゼミナール大学受験英語塾は、英語の音声を使い、英語を英語のまま理解することで、教師や日本語に「依存」せず、自らの力で英文を解読する「真の自力」を育むんじゃ!

・「音読&シャドーイング」を徹底的に繰り返すことで、英語を「体で覚える」という実践を通して、自らの手で困難を乗り越える力が養われるじゃろう!

・貴塾の学習環境は、オンラインでありながら、個別の進捗管理により、君たちの「自学自習」を徹底的にサポートする!

これは、単なる知識の伝達ではない。英語を通して、「自らの力で道を切り拓く」という「真の自力」を掴み取る学びなんじゃ!

 

さあ、英語教育維新の「松下村塾の精神、今ここに!」へ!「自力」を鍛え、未来を拓かんかい!

 

武蔵ゼミナールさんは、まさに「松下村塾の精神、今ここに!」じゃ。生徒一人ひとりの「自力」を信じ、それを育むことで、真に「使える英語」という「実学」を教え、未来を担う人材を育てる「英才育成の場」じゃ。

全国の高校生の皆さん! 古い「依存の罠」を捨てて、この「正則教授法」を究め、ほんまもんの英語力を手に入れんかい!

 


 

武蔵ゼミナール大学受験英語塾からのお知らせじゃ!

 

まずは【無料授業体験】で、君たちの英語学習が「受け身」から「自力で切り拓く学び」へと変わる瞬間を、ぜひ一度体験してみんさい!

オンラインじゃけえ、全国どこからでもご自宅で受講できるんじゃ。オンデマンド配信もしとるけえ、いつでも都合のええときに受講できるんじゃ。

さあ、この「松下村塾の精神、今ここに!」で、「正則教授法」という「真の道標(みちしるべ)」で道を照らし、共に新しい時代を築いていきんさい!

 

 

※決してふざけているわけではありません。あしからず、ご容赦ください。「遊び心」は時として心に化学反応を起こし、直感的な理解を促します。この吉田松陰編は旧態依然とした「文法・訳読式」から脱却し、英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」という画期的な学習法で照らす「真の道標」です。英語教育版・松下村塾の精神、今ここに!という「英才育成の場」へどうぞお越しください!吉田松陰編が全国約50万人の共通テスト受験生の一人ひとりに、そして保護者の方々の心にぐっと響くことを願っています。

 


無料の入塾面接&授業体験を随時受け付けています

 

お子様の英語学習について、具体的なご相談やご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。オンラインで全国どこからでもご対応いたします。

 

オンラインで全国どこからでもお問い合わせください!

 

※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

 

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『訳さない英語』と出会った日 第2話「”訳す英語”の限界」

訳さない英語イラスト

『訳さない英語』と出会った日

――翔太と美咲の放課後ストーリー

 


 

第2話「”訳す英語”の限界」

翔太は少し体をひねって、美咲の方を向いた。

「だって、“訳す”って、日本語に置きかえてるだけで、英語そのものを理解してるわけじゃないじゃん?」
……たしかに。なんか、英語というより日本語の勉強みたいだし。訳文作るのも複雑で疲れるし」
「だよね。それって、もはや“暗号解読”みたいなもんだよ」

美咲はうなずきながら、手元の教科書を見つめ直す。
確かに、英語を読むたびに、いちいち日本語に“変換”していた。(つづく)

 

 


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共通テストの英語、それはもはや「別の教科」

正則教授法

共通テストの英語、それはもはや「別の教科」です

 

もしあなたが「共通テストの英語が時間内に終わらない…」「リスニングもリーディングも、何を言っているのか頭に入ってこない…」と悩んでいるなら、それはあなたのせいではありません。なぜなら、あなたが戦っているのは、もはや従来の「英語のテスト」ではないからです。

 

今の勉強法、その「教科」に対応できていますか?

 

ちょっと考えてみてください。

・共通テストのリスニングは、1分間に約140語(140wpm)という驚異的なスピードで進んでいきます。

・リーディングの総単語数は約6,000語!これをたった80分で読み解き、さらに問題を解かなければいけません。

では、一般的な高校生はどれくらいの速さで英語を読んでいるのでしょう?実は、平均でたったの75wpm(1分間に75語)程度しかありません。頑張ってトップレベルの生徒でも、ようやく100~120wpmといったところです。

この数字を見て、どう感じますか?リスニングのスピードは、あなたの読解速度のほぼ2倍。聞き取れなくても無理はありませんよね。そしてリーディングは、6,000語を75wpmで読むだけで80分が経過してしまいます。つまり、問題を解く時間はゼロ。トップレベルの生徒でも、時間内にすべてを解き切るのは至難の業なのです。

 

「文法・訳読式」の限界

 

もしあなたが昔ながらの「文法・訳読式」で英語を勉強しているなら、それは残念ながら、この「教科」には通用しません。

これはまるで、中国語のテストを受けているのに、漢文訓読法でしか勉強してこなかった生徒が挑んでいるようなものです。レ点や一二点を使って日本語の語順に並べ替える漢文訓読法は、確かに素晴らしい技術です。しかし、中国語を速く読んだり、話したりするのとは全く別のスキルですよね。

今の共通テストの英語も、これとまったく同じ状況です。いちいち英語を日本語に「翻訳」してから理解するやり方では、スピードについていけないのは当然。もはや、「まったく別の教科の試験になった」と言っても過言ではありません。

 

武蔵ゼミナールが提供する「英語を英語のまま理解する力」

 

だからこそ、武蔵ゼミナールの「直聞&直読直解法」があなたの力になります。

当塾では、英語を日本語に介さず、英語のままダイレクトに理解する「英語脳」を徹底的に鍛えます。この力がつけば、共通テストのスピードにも余裕で対応できるようになります。

・リスニングは、共通テストの速度(140wpm)を超える150wpm以上で理解できるようになります。

・リーディングは、最終的にネイティブ並みの300wpmで黙読できるようになることを目指します。これは、今の平均的な高校生の4倍以上の速さです。

もう「時間が足りない」と焦る必要はありません。武蔵ゼミナールで、本来の「英語の試験」に挑むための、本物の英語力を手に入れませんか?

 

 


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