
『AI時代に蘇る「正則教授法」-文法・訳読式はもういらない-』
(※電子書籍に続いて、ペーパーバック版も出版されました。)
共通テストになって英語が難化したと言われていますが、真相は?
高校生が英語を理解するスピードは平均75wpm、速い生徒でも100~120wpmです。それに対して、共通テスト・英語のリスニングは 140wpmで、理解が追い付かないのが現状です。また、リーディングは80分で総単語数約6,000語を読んで解答しなければいけませんが、1回読んで時間切れで解答する時間はほとんど残っていません。
共通テストは、従来の「文法・訳読式」の受験英語では歯が立たなくなっています。画期的な「直聞&直読直解法」で本格的な英語力を習得する必要があります。実は、旧態依然とした「文法・訳読式」は明治時代には変則教授法と呼ばれ、「直聞&直読直解法」は正則教授法と呼ばれていました。
「漢文(訓読法)」という科目があります。訓読とは日本語に直して読む方法のことで、訳読のことです。平安時代に遣唐使が廃止され、中国と直接の交流がなくなった後で発明された読み方です。漢文を勉強して、実用中国語のテストを受けることはできるでしょうか?当然のことながら、できるわけないですよね。
同様に、本格的な英語力を試される共通テストを「文法・訳読式」で解くことは不可能なのです。これは日本語に変換して理解する方式のため「変則教授法」と呼ばれたのです。実用英語力を試す共通テストは「正則教授法」で学習しなければ時間内に解くことはできません。詳しくは『AI時代に蘇る「正則教授法」-文法・訳読式はもういらない-』をお読みください。