
まだ間に合う!共通テスト英語を攻略する学習法
夏も終盤。受験生にとっては「勉強の秋」が本格的に始まる時期ですね。共通テストまで残り142日。今からでも間に合うのか、不安に感じている高3生や浪人生もいるかもしれません。
この記事では、そんなあなたのために、共通テスト英語で高得点を取るための学習法を紹介します。
なぜ、多くの受験生が共通テスト英語で苦戦するのか?
共通テストの英語は、センター試験から大きく変わりました。
リスニングの問題量と配点が増加
・読み上げ速度が約140wpm(words per minute)にアップ。高校生の平均理解速度が75wpmなので、聞き取りが難しいのは当然です。
リーディングの総語数が増加
・大問6題、総語数約6,000語。これを80分で解くには、約75wpmの平均速度では時間が足りません。
このように、共通テストは「英文を素早く、正確に理解する力」が求められる試験です。多くの塾や予備校で教えられている「文法・訳読式」の勉強法では、このスピードに対応するのが難しいため、苦戦する受験生が多いのです。
共通テスト英語の攻略法
当塾では、英文を日本語に訳さず、英語のまま理解する「直聞&直読直解法」を指導しています。これは明治時代に「正則教授法」と呼ばれた学習法ですが、1%未満のシェアしかありません。高校や塾・予備校で99%以上のシェアがあり、主流の「文法・訳読式」は当時「変則教授法」と呼ばれていました。
この「正則教授法」なら、英文の理解速度が劇的にアップします。
リスニング対策
・共通テストの読み上げ速度(約140wpm)よりも速い、CNNニュース(約180wpm)を教材として使います。
・この速さに慣れることで、共通テストの音声がゆっくりに聞こえるようになり、聞き取りやすさが向上します。
リーディング対策
・音声付きテキストを使い、速読トレーニングを行います。
・音声アプリを使って、約150wpmの音声を2倍速まで上げ、読解速度を約300wpmまで高めます。
・この速さで読めれば、総語数約6,000語のリーディング問題も、2回読んで見直す時間を確保できるようになります。
今からでも間に合う!
英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」(=正則教授法)は、短期間でも効果が出やすい学習法です。実際に、夏以降に入塾した生徒の中には、わずか1ヶ月で長文をスラスラ読めるようになり、現役合格を果たした人もいます。
もちろん、「必要な語彙力と基本的な文法知識があること」「他の科目は大丈夫であること」といった条件はありますが、諦めるのはまだ早いです。
今からでも正しい方法で勉強すれば、合格の可能性は大きく高まります。
「もっと早くからこの学習法を知っていれば…」と後悔する受験生は毎年たくさんいます。後悔する前に、まずは一歩踏み出してみませんか?