武蔵ゼミナール
オフィシャルブログ

「ブルブルッ、寒っ・・・」

このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
LINEで送る

ロンドン曇り

昨日はぽかぽか陽気で近くの公園で花見をしたのに、今日は一転してとても寒い朝を迎えました。寒暖差は約10℃で2月上旬並みの気温とのこと。ブルブルッと震えて思い出したのは・・・

昭和天皇がお隠れになり昭和から平成になった年の3月31日も東京はぽかぽか陽気で桜が満開でした。その日に成田を飛び立ち翌4月1日にロンドンに降り立ったら一転して冬に逆戻り、1年間のイギリス生活がスタートしました。

来る日も来る日もどんよりとした空模様で4月の間は太陽を見ることはなく、この国に春は訪れるのだろうかと思ったほど。憧れだった異国での生活も、空模様のようにぐずぐずしたものとなり早くもホームシック気味・・・

そんな風にしてスタートしたイギリスでの生活でしたが、今の仕事で大いに役立つ経験をいっぱい味わった1年となりました。難しい大学入試の長文は読めても、生活に必要な簡単な単語や表現を知らなくてやってしまった数々の失敗など・・・

将来は英語教育に携わろうと決心して、アメリカの大学に留学しようと準備を進めていた矢先に、小学校しか出ていない無学の父親から投げかけられた何気ない一言「お前、英語って元々はどこの国の言葉だ?」にハッとしました。

「建国されてから数百年しか経っていないアメリカよりも、千年以上の歴史のあるイギリスの方がお前の目的に合ってんじゃないのか。机の上の勉強よりも、実際に街を歩き現地の人々と話をして、英語が話されている現場を味わった方がいい先生になれるんじゃないかなぁ・・・」

自分の将来の目標である英語教師という仕事を俯瞰しなおして、アメリカの大学留学から一転して急遽イギリス語学研修に切り替えたのは、今は亡き父親のこんな一言から始まったのでした。結果は大正解!

「アメリカの大卒の資格なんかより、現場を見てこい!肌で英語の歴史を感じてこい!」学歴なし裸一貫で生きてきた父親の力強い言葉に背中を押されて渡った海の向こうで、今の英語塾でとても役に立つ数々の経験をしてきました。

将来、英語を使うときに困らないように、教室では折に触れそんな経験も話しています。日本で骨組みしイギリスで肉付けして出来上がった独自の「直聞&直読直解法」、もしよかったらあなたも一緒に学びませんか?

武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com