
保護者の皆様、いつもお子様の教育にご尽力されていることと存じます。
現代の子どもたちは、AIが当たり前の時代を生きています。スマートフォン一つで、日本語と英語が瞬時に翻訳される環境です。このような中で、「お子様の英語学習が、本当に将来役立つ『使える』英語力になっているのか?」という疑問をお持ちではないでしょうか。
旧来の「訳す」英語学習の限界
残念ながら、多くのお子様が通う高校や予備校では、いまだ99%以上が「文法・訳読式」という旧態依然とした方法で英語を教えています。これは、英文を日本語に一言一句訳しながら理解を進めるやり方です。
しかし、この方法には明確な限界があります。お子様が現在、英語を読むスピードは平均で1分間に75語(75wpm)程度。これは、日本語を介しているためです。
(※wpmとはwords per minuteの略で、1分間に理解できる単語数(語/分)のこと。)
考えてみてください。大学入学共通テストの英語は、リスニングが1分間に140語(140wpm)と、お子様の現在の約2倍のスピードで進みます。リーディングに至っては、合計6,000語もの長文をたった80分で読み解く必要があります。
現在の読み方(75wpm)で計算すると、6,000語 ÷ 75wpm = 80分。つまり、英文を「読むだけ」で試験時間が終わり、問題を解く時間は一切残らない計算になります。これでは、どんなに真面目に勉強していても、最後まで解き終わらないのは当然なのです。
AI時代に本当に必要な「英語のまま」理解する力
これからのグローバル社会、そしてAIが進化する時代に本当に求められるのは、「英語を英語のまま理解し、英語のまま考え、そして表現できる力」です。AIが瞬時に翻訳できる今、単に「正確に訳す」能力の価値は相対的に低下しています。
武蔵ゼミナール大学受験英語では、この新しい時代に真に対応する学習法、「直聞(ちょくぶん)&直読直解法」を導入しています。これは、お子様がまるでネイティブスピーカーのように、聞いた英語を直接理解し、読んだ英語を直接理解する画期的な学習法です。
- リスニング: 使用するテキストの音声を通じて、最低でも150wpm、つまり共通テストのスピードを上回る速さ、ネイティブの会話のスピードで英語を理解できるようになります。
- リーディング: ネイティブが黙読するような速さである300wpm、つまり現在の約4倍のスピードで英文を理解できるようになります。
「英語を英語のまま理解するなんて、難しいのでは?」とご心配される保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
「訳す」より、ずっとシンプルで効率的です
ご安心ください。実は、この「直聞&直読直解法」は、従来の「文法・訳読式」の半分以下の労力で習得できると、多くの生徒が実感しています。無理に日本語に変換する手間がなくなるため、学習効率が格段に上がるのです。
日本語と英語は、単語レベルだけでなく、文の構造や思考プロセスも大きく異なります。その異なる言語間を「訳す」という行為は、実は非常に複雑で、多くのエネルギーを消費します。当塾の学習法は、この複雑な「訳す」ステップをなくすことで、よりシンプルに、そして効率的に英語力を伸ばしていくことを可能にします。
お子様が当塾で「英語を英語のまま理解できる」本物の英語力を身につけ、大学受験はもちろん、その先の国際社会で自信を持って活躍できるよう、私たちが全力でサポートいたします。
お子様の将来のために、ぜひ一度、当塾の学習法について詳しくお話しさせていただければ幸いです。