
「なぜ、あの塾だけが奇跡を起こせるのか?」常識外れの合格実績の裏にある、たった一つの真実
「うちの塾、偏差値26から立教に、32から早稲田に合格した子がいます。」
そう伝えると、多くの保護者の方が目を丸くして尋ねます。
「それって、本当ですか?」
お気持ちは分かります。私も、高1の2学期に中間テストの英語が0点、成績が1だった人間です。しかし、この「まぎれもない事実」の裏には、多くの人が見過ごしている、たった一つの真実があります。
それは、「頭がいいから合格するのではない、徹底した練習こそが難関大学への合格の道である」という、私の人生経験から生まれた哲学です。
偏差値28から慶應へ。その合格を支えた「異色のキャリア」
私のキャリアは、少し変わっています。工業高校を卒業後、歯科技工士になりました。
歯科技工士は、わずか2年の専門学校生活で「プロ」になることを求められる、非常に厳しい世界です。0.01mm単位で歯を調整するその仕事は、まさに職人技。何十回、何百回と歯を彫る練習をしました。入歯の歯を並べる練習をしました。数えきれないほど矯正装置を作り直しました。
そこにあったのは、教科書を読んで「理解する」ことではなく、ひたすら反復し、体に技術を染み込ませる「練習」でした。
病気で歯科技工士を引退した後、私は一念発起し、慶應義塾大学を目指すことになります。偏差値28という絶望的な状況からの再スタートでしたが、私には確信がありました。
「歯科技工士の練習で不可能を可能にしたように、英語も徹底的に練習すれば必ずできるようになる」と。
受験は「勉強」ではない。「練習」だ!
多くの高校生が、いわゆる「受験勉強」をしています。単語を暗記し、参考書で文法を理解しようとします。しかし、それだけでは成果は上がりません。なぜなら、それらは知識を「頭」に入れるだけの作業だからです。
私は、歯科技工士の練習法を、そのまま英語と現代文、世界史の学習に応用しました。
・英語は、同時通訳の神様・國弘正雄氏が提唱した「只管朗読」を徹底的に反復。
・現代文は、「読書百遍意自ずから通ず」という言葉の通り、ひたすら音読を繰り返しました。
・世界史は、同じ問題集を20回以上繰り返し解きました。
それは、もはや「勉強」ではなく、「練習」です。
まるで、野球部員が同じスイングを何百回も繰り返すように。 まるで、職人が同じ作業を何百回も繰り返すように。
徹底した反復トレーニングによって、英語も現代文も世界史も、理屈ではなく「身体化された感覚」として私の中に定着しました。その結果、英語の偏差値は72まで上がり、現代文は80を超え、世界史も70を超えました。工業高校出身だったので、世界史は大学受験で初めて学習した科目です。その結果、奇跡的に慶應義塾大学に合格することができたのです。
「疑い」が「確信」に変わる瞬間
当塾の生徒たちは、私の指導法を実践し、次々と「不可能」を「可能」に変えてきました。
・偏差値26から立教へ
・偏差値32から早稲田へ
・偏差値38から明治へ
・偏差値42から東大へ
皆、偏差値70を超えています。他にも偏差値を15以上アップして、夢でしかなかった難関大学への合格を決めた塾生が多くいます。
これらは、私自身の経験に基づいた「受験練習」の成果です。「受験勉強」ではなく。
「頭がいい子だから合格したんでしょ?」と、今でも疑われることがあります。しかし、私たちは知っています。
「勉強」ではなく徹底した「練習」をすれば、誰でも偏差値70を超え、難関大学に合格できるということを。
このブログを読んでいるあなたがもし、今の勉強法に限界を感じているなら、少しだけ考え方を変えてみませんか?
受験は、「知識の詰め込み」ではなく、「反復によって自分を鍛え上げる練習」なのです。
あなたの人生を変える「練習」の扉は、すぐそこにあります。