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リスニングが苦手⁉ 実は・・・

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AI時代本表紙
共通テストのリスニングが苦手な高校生へ
その悩み、実はリーディングのせいかもしれません。
​大学入学共通テストの英語で、「リーディング(長文)は何とかなるけど、リスニングがどうしても苦手で点数が伸びない」という高校生は非常に多くいます。
​一見、リーディングとリスニングは別の技能のように思えますが、実はリスニングの苦手は、あなたが長文を「読めていない」ことの裏返しである可能性が非常に高いのです。
なぜ、そう言えるのでしょうか?そして、どうすればこの問題を根本から解決できるのでしょうか?
(1)日本語では起こらない「読めるのに聞けない」という現象
​まず、日本語で考えてみてください。
​「日本語を聞くと内容が分からないけど、文章で読めば分かる」という状況は、ほとんどないはずです。読解力さえあれば、聞いても理解できるのが通常です。
にもかかわらず、英語では「読めば(一応)意味は分かるが、聞いても全く分からない」という現象が起こります。
​それは「訳している」だけで「読んでいない」から
この原因はただ一つ。あなたは英語を「読んでいる」のではなく、「頭の中で日本語に訳している」だけにすぎないからです。
従来の「文法・訳読式」で身についた学習習慣は、英語を目にしたとき、反射的に「英語 → 文法解析 → 日本語訳」という非効率なプロセスを踏んでしまいます。
・リーディング:目で文字を追っている間は、この「訳す時間」を自力でコントロールできてしまいます。しかし、それでも共通テストでは時間が足りなくなります。
・リスニング:音声は容赦なく流れていきます。リスニング音声が流れている間に、頭が「日本語訳」の作業に追いつかないため、結果として「苦手」という現象が起こるのです。
リスニングが苦手というのは、あなたがまだ「英語を英語のまま理解する」領域に達していないことを証明しているのです。
(2)合格へのレール:「直聞&直読直解法」という名の正則教授法
共通テストの英語は、リーディング、リスニングともに、圧倒的なスピードと正確な即時理解を求めてきます。これは、AI翻訳機が登場した現代において、もはや「訳しながら読む」という時代遅れの学習法では太刀打ちできません。
​武蔵ゼミナール大学受験英語塾が指導する「直聞&直読直解法(=正則教授法)」は、この根本的な問題を解決するためにあります。
これは、英語の語順のまま、意味の塊(チャンク)ごとに英語を理解する訓練です。
・直読直解(リーディング): 英語の語順を後ろに戻ることなく、頭からスムーズに理解する「英語脳」を養成します。読むスピードが劇的に向上し、長文の時間切れを解消します。
・直聞直解(リスニング): 音声を聞いた瞬間に意味を理解する訓練です。リーディングで英語の構造を頭から理解できるようになっているため、リスニングでも日本語を介さず、音と意味が直接結びつきます。
「英語を英語のまま理解できるようになれば、長文も速く読め、聞いてもわかるようになる」
これは、明治の英才たちが実践し、戦後の優秀な同時通訳者たちが蘇らせた、再現性のある科学的な学習法です。
「AI時代によみがえる英語正則教授法―文法・訳読式はもういらない―【改訂版】」
あなたの才能がないわけではありません。勉強法が間違っているだけです。
​従来の「文法・訳読式」のレールを捨て、この「直聞&直読直解法」という新しいレールに乗り換え、共通テストの壁を突破しましょう。
武蔵ゼミナール大学受験英語塾