武蔵ゼミナール
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日別アーカイブ: 2026年6月12日

【正則英語学習法(4)】英語の「土台」作り

正則英語学習法

第4回:グラウンドの「土」と、英語の「土台」

先日、ふと高校時代を思い出していました。私は野球部に所属しており、当時は甲子園の常連だった帝京高校のグラウンドが一種の「聖地」のように見えていました。

卒業後、縁あって東京の高野連で審判を務めることになり、練習試合などでその憧れの地に立つ機会をいただきました。そこで改めて知ったのが、あの周辺が「加賀」という地名であること。かつて加賀藩・前田家の下屋敷があった地であることを知ったとき、私は不思議な感覚を覚えました。

荒れ地であった砂丘を開墾し、百万石の礎を築いた前田家の生存戦略。 その歴史ある地の空気に触れながら、私はふと思うのです。

「英語も、野球も、同じ『土』から始まるのではないか」と。

グラウンドの土を整備し、足場を固めるからこそ、全力でプレーができる。 英語の知識も同じです。目先の点数という「金メッキ」を追いかけるのではなく、自分の手で一つひとつ、言葉という「土壌」を耕し、強固な土台を築く。

私が38年間、板橋の地で塾を続けてきたのは、そんな「自分自身で開墾できる人間」を育てたかったからなのかもしれません。

審判の立場から多くの勝負を見てきましたが、最後に勝つのは、常に「自分の足元(土台)を大切にできる選手」でした。

受験も同じです。 どうか、砂上の楼閣ではなく、自分自身の力で耕した「豊かな大地」の上を歩いてほしい。

今日は少し、私の思い出話にお付き合いいただきました。 次回のブログでは、また本題の英語学習の「核心」へ戻りましょう。それでは。