
今、英語教育の「構造」が問われています
—— 教える立場から見直す「訳読中心主義」の限界と次の一手
◆現在の大学入試、特に共通テスト以降の英語では、「英文を読む」から「英語を処理する」へと重心が移っています。つまり、従来の「文法・訳読」中心の指導では対応が難しい設計になってきているのです。
◆例えば、英語長文を1分間に225語以上のスピードで読まなければ、時間内に問題を処理するのは困難です。しかし、現場の高校生の平均は約75wpm(語/分)。これは明らかに「訳読スタイル」がボトルネックになっている証拠です。少なくとも、現状の3倍速である225wpm(語/分)が必要です。
◆実は、明治時代には「直聞&直読直解法」が「正則教授法」とされ、本来はこちらが標準でした。一方で、現在主流の訳読法は「変則教授法」として導入された経緯があります。教育の目的が「情報理解」から「国際的コミュニケーション能力」に変化した今、教育法も原点回帰すべき時期に来ているのではないでしょうか。
◆この変化は、英語教育の「革命」ではなく、むしろ「維新」あるいは「王政復古」とも言えます。つまり、入試制度の方が先に未来型英語力を求め始め、現場がまだ追いついていないというギャップが現れているのです。
◆当塾ではこの現状を踏まえ、「英語を英語のまま聞き取る」「英語を英語の語順で理解する」ための《直聞&直読直解法》を軸に指導を行っております。これにより、英語のまま処理し、速く・正確に・深く理解する力を育てています。
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