
慶應義塾 文学部編(第1話)試験会場の奇跡 ——10分で読み解いた「英語脳」の証明
「慶應義塾大学文学部の英語は、異様である。」 受験界でそう語り継がれる理由の一つに、約10ページにも及ぶ「超長文」の存在があります。今でこそ長文化は珍しくありませんが、私が受験した1983年当時は、数行の、長文と言っても1ページ足らずの分量の読解が主流。この分量はまさに「知の巨壁」でした。
試験時間は120分。私は当時、偏差値28という絶望的な状況からスタートしましたが、ある「武器」を携えてこの難関に挑みました。それが、現在武蔵ゼミナールで提唱している「正則教授法(直聞&直読直解法)」です。
10分で読み終え、試験中に涙する
試験開始の合図とともに、私は英文を読み始めました。それは「試験を解く」という作業ではなく、英語を情報の流れる順に脳へダイレクトに流し込む体験でした。筆者の思考や感情が鮮明に伝わり、内容に深く感動した私は、試験中であることを忘れ、魂を揺さぶられながら3回も読み返しました。
ハッと我に返って解答を終えたとき、時計を見るとまだ開始から50分。教室内は不気味なほど静まり返っていました。 「さすがは慶應の受験生だ。みんな、もうとっくに解き終えて、私と同じように静かに時を待っているのだな……」 自分のスピードが特別なのではなく、周囲も当然のようにこのレベルをクリアしているのだと、本気でそう勘違いしていたのです。
1時間後に鳴り響いた「真実の音」
ところが、10分後、試験開始からちょうど1時間が経過したその瞬間。あちこちから一斉に、「サラサラ、サラサラ……」という猛烈な勢いで鉛筆が走る音が聞こえてきました。 驚きました。周囲の受験生たちは終わっていたのではなく、1時間かけてようやく英文の「解釈」を終え、解答に移り始めた瞬間だったのです。
その時、私は確信しました。「翻訳」というフィルターを捨て、「英語を英語のまま」受け取る技術さえあれば、入試は苦行ではなく、知的な興奮に満ちた「対話」に変わるのだと。
慶應文学部の超長文は、小手先のテクニックを拒絶します。しかし、本物の「英語脳」があれば、それはあなたを合格の先にある新しい世界へと導く扉になります。
「脳の逆走」を止め、英語を英語のまま受け入れる。 その時、これまで感じていた「重い負担」は、知的な「快感」へと変わります。(慶應義塾 文学部編 第2回へ つづく)
※慶応義塾 文学部は、1年次は日吉キャンパスの人文社会学科で広く学び、2年次から三田キャンパスで5学系17専攻に分かれて専門領域を深く学びます。他の大学では教育学部や社会学部として独立しているものも、人間関係学系の中で教育学専攻や社会学専攻に分かれます。したがって、併願パターンも数多くあります。
また、大学に入学後1年次に人文社会学科で学ぶ中から興味や関心のある専攻を選び、2年次から各専攻に分かれて深く学ぶことが可能です。受験前に志望学部を決めて入学したものの、「こんなはずじゃなかった」と後悔し、転部や再受験をする必要がありません。
人文社会学科(5学系17専攻):文学系(仏文学専攻、独文学専攻、英米文学専攻、中国文学専攻、国文学専攻)、史学系(日本史学専攻、東洋史学専攻、西洋史学専攻、民族考古学専攻)、哲学系(哲学専攻、倫理学専攻、美学美術史学専攻)、人間関係学系(人間科学専攻、教育学専攻、心理学専攻、社会学専攻)、図書館・情報学系(図書館・情報学専攻)
「正則教授法」で、あなたの英語を「本来の姿」へ
武蔵ゼミナール大学受験英語塾が提供する、英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」は、まさに現代が求める「正則教授法」そのものです。英語を英語のまま理解し、瞬時に処理する「英語脳」を育てることで、共通テストのスピードにも余裕で対応し、時間内に正確に、そして楽々高得点を狙えるようになります。
正則教授法(直聞&直読直解法)に切り替えると、高校生の平均である75wpm(分速75単語)から4倍の300wpm(ネイティブの黙読速度)へ跳ね上がります。共通テスト・リスニングの140wpmの余裕で対応し、80分で約6,000語というリーディングも時間が余ります。
もう、「変則教授法」(=文法・訳読式)という名の時代遅れの教育に、大切な受験の未来を委ねる必要はありません。武蔵ゼミナールで、英語の「本来あるべき姿」を取り戻し、志望校合格を確実に掴み取りませんか?
(※「正則教授法」と「変則教授法」というのは、実際に明治時代に「直読直解法」と「文法・訳読式」を表すのに使われていた呼び名です。明治時代の人々はきちんと分かっていたのですね。)
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