
【理系編 第1回】理系の併願は「偏差値」ではなく「研究の系譜」で選べ
こんばんは、武蔵ゼミナール大学受験英語塾です。 これまで文系学部を中心に「看板学部+同系学部」の併願戦略をお伝えしてきましたが、今回からはいよいよ「理系編」に突入します。
私は現在、文学部出身の英語講師として教壇に立っていますが、実はそのルーツは全く別の場所にあります。工業高校の機械科を卒業し、歯科技工士として大学病院の最前線で働いていた「理系の現場人間」でもありました。
そんな私が、理系受験生とその保護者の方に最初にお伝えしたいこと。 それは、「理系の併願は、文系とは全く別の物差し(羅針盤=コンパス)が必要だ」ということです。
(※頭の中で、東京ディズニーシーの「コンパス・オブ・ユア・ハート」が鳴っているのは、私だけでしょうか?)
「理系馬鹿になるな」——旋盤の音の中で教わったこと
かつて私が工業高校の機械科にいた頃、先生方は名大、群大、富大といった工学部の名門出身者ばかりでした。油にまみれて旋盤を回す私たちに、先生方は口を酸っぱくしてこうおっしゃいました。
「理系馬鹿になるな。技術の先にある人間を知れ」
実学の極致にいるからこそ、東工大(現東京科学大)の名誉教授である2人の、金属工学者でありながら夏目漱石を鋭く論じた桶谷繁雄や、文芸批評家の江藤淳などの教養に触れろと説いてくださったのです。後に私が文学部へ進んだのも、この時の「理系としての教養」への憧れがあったからかもしれません。
この教養の伝統は、現在の東京科学大学(旧東京工業大学)などにも脈々と受け継がれています。超一流の理系エリートが集まる場所には、必ず超一流の文系的洞察が存在するのです。
理系併願の「新常識」:大学名より「ラボ(研究室)」
文系学部は、資料や文献が集まる都市部の大学に価値が集中する傾向があります。しかし、理系は違います。
「その大学にしかない装置」「その土地でしかできないフィールドワーク」 これこそが理系の価値です。
例えば、秋田大学の国際資源学部。100年以上の歴史を持つこの学部は、日本で唯一の「鉱山系」の伝統を受け継ぎ、世界中から研究者が集まる「尖った」存在です。他にも、醸造学の広島大学や、繊維に強い信州大学など地場産業と密接に結びついているのが特徴です。
偏差値の上下だけで併願を組むと、「いざ入学してみたら、やりたい研究装置がなかった」という悲劇が起こります。逆に、目的に合致した「看板学部」を選んでいれば、驚くような逆転劇が起こるのが理系の面白さです。
併願校から「東大大学院」へ羽ばたいた塾生
当塾には、こんな生徒がいました。 早慶の理系学部に一歩届かず、泣く泣く併願校に進学した生徒です。しかし、その大学には彼が熱望した研究テーマを極める指導教授がいました。
彼はそこで頭角を現し、教授から「私の母校で研究を続けなさい」と、東大大学院への紹介状を書いてもらったのです。
理系において、学部時代の大学名は「通過点」に過ぎません。「どこで学ぶか」以上に「誰の系譜を継ぎ、何を作るか」。この視点を持つだけで、併願校選びは「滑り止め」から「未来への切符」に変わります。
昔と違い、今は研究室のホームページを見て研究内容を知ることもできる時代です。自分の興味関心のある分野を調べてみることをお勧めします。
「脳の逆走」を止め、英語を英語のまま受け入れる。 その時、これまで感じていた「重い負担」は、知的な「快感」へと変わります。正則教授法(直聞&直読直解法)は理系進学とその先の将来にわたって、非常に強い武器となります。
「正則教授法」で、あなたの英語を「本来の姿」へ
武蔵ゼミナール大学受験英語塾が提供する、英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」は、まさに現代が求める「正則教授法」そのものです。英語を英語のまま理解し、瞬時に処理する「英語脳」を育てることで、共通テストのスピードにも余裕で対応し、時間内に正確に、そして楽々高得点を狙えるようになります。
正則教授法(直聞&直読直解法)に切り替えると、高校生の平均である75wpm(分速75単語)から4倍の300wpm(ネイティブの黙読速度)へ跳ね上がります。共通テスト・リスニングの140wpmの余裕で対応し、80分で約6,000語というリーディングも時間が余ります。
もう、「変則教授法」(=文法・訳読式)という名の時代遅れの教育に、大切な受験の未来を委ねる必要はありません。武蔵ゼミナールで、英語の「本来あるべき姿」を取り戻し、志望校合格を確実に掴み取りませんか?
(※「正則教授法」と「変則教授法」というのは、実際に明治時代に「直読直解法」と「文法・訳読式」を表すのに使われていた呼び名です。明治時代の人々はきちんと分かっていたのですね。)
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