武蔵ゼミナール
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高い効果の「オンライン授業」

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勝ち残る大学

塾では一昨年から正式にオンラインによるライブ授業をしています。次々と新型コロナウイルスの新しい株が出現し一向に収束の気配が見えないので、感染防止のために「オンライン英語塾」に衣替えしたことはこのブログでも度々お伝えしてきました。

オンライン化により通塾の必要がなくなって夜遅い時間に帰宅する心配がなくなり、また時間の有効活用ができるようになったことは前回のブログでもお知らせしましたが、オンラインによるライブ授業になって新たな発見もありました。

最初は、新型コロナの感染防止のためにオンライン授業をしていたのですが、意外なことに語学は教室での対面授業よりも、オンライン授業の方が効果が高いことが分かってきました。

理由として、生徒たちから返ってきたのは「とても集中できる」ということです。自宅で一人で受けているため、個別指導に近い状態で非常に集中できるようです。特にマイク付きヘッドフォンやイヤホンで受講している生徒は集中度が高いようです。それでいながら、画面には他の生徒たちがいるので連帯感や競い合いもあり、集団指導と個別指導の良いところを併せもつ授業スタイルになっています。(余談ですが、マイク付きヘッドフォンは第二次世界大戦中に米軍によって開発されたとのこと。戦後の占領地での活動のため兵士たちが占領地の言語をいかに効率よく習得するかを研究しLLシステムが開発され、その時に一緒に作られたのだそうです。)

また、一昨年の「週間エコノミスト」2020年10/13号(毎日新聞出版)の特集記事「コロナで消える大学 勝ち残る大学 ~オンライン授業で実力差くっきり~」の中で、秋田の国際教養大学が「対面授業と比べ、学生たちの習熟度は高く『特に1年生のTOEFLのスコアが例年よりはるかに伸びていて驚いた』という。」とあり、オンライン授業の効果がとても高いことが書かれていました。さらに、「早稲田大は5月11日から再開した約1万5000科目の授業を全てオンラインで実施した。そこで分かったのは『オンラインは予想以上に高い学習効果があること』だ。」との記述もありました。

現在この流れはどんどん進んでいて、企業でもオンラインによるリモートワークが増えており、生徒たちが大学に進学したり、就職したりする将来はオンラインは当たり前のものになりつつあります。大学や企業のオンライン化が進む中、生徒たちもこのことに慣れておく必要があると思います。

というわけで、オンライン化により安心して安全に授業を受けられるのはもちろん、非常に集中して質の高い学習ができるということです。また将来、大学や企業のオンライン化に適応するためにも慣れておく必要があることも述べました。当塾ではオンラインによるライブ授業を実施しています。塾から遠い生徒の方や、地方の生徒の方も自宅にいながらにしてオンライン授業を受ける体制が整っています。

武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com