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さとると英語の方程式 第9話「“分かる”と“使える”の差って?」

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さとる図

さとると英語の方程式 第9話

“分かる”と“使える”の差って?」
〜インプットとアウトプットの壁〜

日曜の午後。
さとるはノートPCの前で、英検の面接対策アプリを使っていた。

アプリ音声:

Please tell me about a time when you tried something new.

(さとる・心の声)
「えっと…えーっと……I… tried… when I… new……?」

口が止まった。

(さとる・心の声)
「頭では意味わかってるのに……言葉が出てこない。
さっきまでは“わかる”って思ってたのに、“使う”となると全然ダメだ……!」

モヤモヤを抱えたまま、次の日の放課後。
さとるはアキ先生のところに駆け込んだ。

さとる:
「先生……聞いて理解するのは、前よりできるようになってきたんです。
でも、“話す”とか“書く”ってなると、急に英語が出てこなくて…」

アキ先生は、にこりと笑って言った。

アキ先生:
「うん、それは“インプットとアウトプットの壁”だな」

さとる:
「やっぱり、別物なんですか?」

アキ先生:
「そうだ。理解するだけなら“受け身”でもできる。
でも“使う”には、頭の中の引き出しを開けて、自分の言葉に変える力が必要なんだ」

アキ先生は、またあの例の文を書いた。

This is the reason why I decided to try a new method.

アキ先生:
「これを“自分の言葉”で言い換えてみて。たとえば——」

That’s why I started something new.
I wanted a change, so I tried a new way.

さとる(目を見開いて)
「えっ、そんなに自由に言っていいんですか?」

アキ先生:
「うん。“正解の1文”じゃなく、“伝わる自分の英語”が、アウトプットの第一歩なんだ」

(さとる・心の声)
「わかっていたはずの1文が、自分の言葉になると急に難しく感じる…。
でも、それが“使える英語”ってことなのか」

 


 

Key Point(直聞直解の視点)

・“理解できる”と“使える”は別ステージ。

・アウトプットには、「言いたいことを、自分の英語で組み立てる力」が必要。

・意味のあるインプット→イメージ→自分の表現への変換が、「使える英語」を育てる。

 


 

【次回予告】

10話「“たった1文”が、英語の軸になる」
〜繰り返しが、自由を生む〜

 

 

 

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