武蔵ゼミナール
オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: 合格する勉強法

英語だけでなく、受験勉強全体についても様々な情報を発信しています。

超効率的な「高速×過剰学習」

エリザベス女王

従来の「文法・訳読法」では英語をわざわざ日本語に直して理解するため返り読みせざるを得ません。そのため英語を聞いたり話したりすることは不可能でした。それに対し画期的な「直聞&直読直解法」では英語の発想法に基づいて直接理解できるようにするので、リスニングもリーディングも英語のままの理解が可能になります。

センスグループ訳(語順訳)を通して英語の語順で内容を理解したあと、パラレルリーディングシャドーイング徹底して繰り返し練習することにより、英語のまま直接聞いたり読んだりして理解できるようになります。(※パラレルリーディングとは、音声を聞きながら並行して音読する「聞き読み」のことで、目より「耳」の記憶のほうが強いので非常に効果のある練習法です。)

パラレルリーディング&シャドーイングを徹底して繰り返し繰り返し練習することは、専門的にはオーバーラーニング(=過剰学習)という非常に効果のある学習法です。脳の仕組みに適った科学的な学習法なので、しっかり取り組んだ生徒は誰でも驚異的に英語力が伸びるのです。

さらに、長文やリスニングのテキストの音声を標準速度(約150wpm)から2倍速(約300wpm)まで徐々にスピードを上げてトレーニングします。脳には「可塑性」という外界の刺激に順応する性質があるので、最初は速く感じた2倍速も繰り返すことで普通に理解できるようになります。

このように高速音声を使用してオーバーラーニング(=過剰学習)することによって相乗効果が得られ、ネイティブ並みの黙読スピードである約300wpmを実現します。この学習法は「ファスト・オーバーラーニング」(=高速×過剰学習)と呼ばれていて、実行すれば誰でも無理なく成果が得られる英語には最適な科学的学習法です。

 旧態依然とした文法・訳読法と比べてはるかに効果のある科学的な英語学習法で、文法・訳読法ではなかなか上がらなかった偏差値がどんどん上がるようになります。塾長自らこの学習法で偏差値を25から72までアップさせ慶応大学に合格した経験を持ち、また塾生のほとんどが英語の偏差値を15以上アップして、夢でしかなかった憧れの志望校に合格しています。

偏差値26から立教、32から早稲田、38から明治、42から東大に合格した生徒たちもいます。皆、半年から1年で偏差値を70以上に上げての成果です。小さな英語塾ですが、当塾の30年以上の指導により通算で早慶上智に600名以上、GMARCHに1,000名以上の合格者を出してきました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

 

全国どこでも自宅でオンライン授業
★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com

当塾の授業の基本方針(2)

634seminar(1)

(2)英語が難しいのは「文法・訳読法」が原因⁉

実は、日本の英語教育は、「文法・訳読法」 という暗号解読やパズルを解くような作業をしているので、訳すのが難しく、時間がかかるし、聞いて理解できないのです。そして、聞こえないということは、本当は言語として読めていないのではないでしょうか。

英語を本当に読んだり、聞いたりするというのは、いちいち日本語に訳すのではなくて、一つの言語として普通に英語のまま直接読んだり、聞いたりして理解できることなのです。

そして、実際にそのほうが習得するのが容易なのです。なぜなら、一般に暗号解読ができる人はスパイや軍の特殊部隊など、ごく一部しかいませんが、言語は人間なら誰でも身につけているからです。

一部の人しかできないことと、誰でもできることと、どちらが簡単かというと、誰でもできることの方が簡単なのは言うまでもないことです。英語の学習も暗号解読やパズルを解くような複雑な方法よりも、言語として学ぶほうが、はるかに簡単なのです。

 

(※当塾の授業の基本方針(1)~(8)を公開します。)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

全国どこでも自宅でオンライン授業
★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com

当塾の授業の基本方針(1)

634seminar(1)

(1)急に難しくなる高校英語、本格的な英語力が必要な大学受験

高校生の皆さん、日本語に訳すことなく、英語のまま直接聞いたり読んだりして理解できますか? また、また、日本語から英語に直すのではなく、英語のまま直接話したり書いたりできますか? つまり、英語の4技能が使えるようになっていますか?

高校英語は、中学英語に比べると急激に難しくなります。すると、中学まで得意だった生徒でも、英文を理解しづらくなって成績が下がりはじめ、英語が嫌いという生徒や、苦手という生徒が段々増えてきます。皆さんはどうですか?

また、英語が好きで学校の定期テストはできるけど、実力テストになるとあまりできないという生徒もいると思います。そのような生徒は教科書の訳を覚えているから学校の定期テストができるだけで、本当の意味で英語を読むことはできないのではないでしょうか? だから、実力テストであまり点が取れないのです。模擬試験や、実際の大学入試の英語となると、さらに難しくなるのでなおさらです。

英語が本当にできるというのは単に学校の成績がいいとか、入試に合格するということだけでなく、”聞く・話す・読む・書く”の4技能が使えるようになることなのです。2022年度からの新しい指導要領でも英語を使えるようにするため4技能を統合的に伸ばすことが明記され、従来の文法・訳読法からの脱却を図ろうとしています。しかし、教育現場が追い付いていません。高校生の平均が75wpmという数字が、そのことを物語っています。(※wpmとは words per minute の略で、1分間に理解できる単語数のこと。)

大学入学共通テストでは、入試の定番だった文法や発音・アクセント問題がなくなり、本格的なリスニングとリーディングのテストが実施されています。リスニングは140wpmで流れてくるので、ほとんどの高校生は理解できません。リーディングは総単語数が約6,000語あるので、試験時間の80分では1回読んで時間切れとなり、解答する時間は残っていません。少なくとも、リスニングと同じ140wpm以上のスピードがなければ解けないのです。つまり、訳さず英語のまま理解できるようにしなければ通用しません。

今の大学受験の英語は、旧態依然とした文法・訳読法から脱却し、英語のまま直接聞いたり読んだりできるかどうか、つまり本格的な英語力が問われているのです。以前のような、いわゆる受験英語や小手先の受験テクニックでは太刀打ちできなくなっていて、まったく別物になっています。昔ながらの高校の授業や、塾や予備校の受験対策は通用しないのです。

(※当塾の授業の基本方針(1)~(8)を公開します。)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

全国どこでも自宅でオンライン授業
★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com

最も大切なのは英語の語順

634seminar(1)

日本人の英語力は米国に留学する世界約170か国中でほぼ最下位(2019年のTOEFLのデータ)です。理由は「英語の発想法」が日本語のそれとは全く逆だからです。英語の発想法とは、言い換えると、英語の語順感覚のことです。ヨーロッパ各国や中国などの言語の発想法(=各言語の語順感覚)は英語のそれとほとんど同じなので、英単語さえ覚えればどんどん英語を話せるようになります。

日本語の発想法(=日本語の語順感覚)はまったく逆なので、どんなに単語を覚えてもクズの山を築くだけであまり上達しません。ところが、英語の発想法を身につけると覚えた単語を英語の語順で使えるようになり、覚えた単語は宝の山になります。

だから、英語学習で最も重要なことはいかにして英語の発想法を身につけるかということなのです。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は英語の発想法(=英語の語順感覚)をベースにした学習法です。

「直聞&直読直解法」で学習すると英語の発想法(=英語の語順感覚)を習得できるので飛躍的に英語の実力が高まるのです。英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)が身につき使いこなせるようになります。

英語の発想法を習得するには英語の音声を使って学習します。音声を聞きながら音読(=パラレルリーディング)やシャドウイングを繰り返し実行することによって英語耳(=英語脳)が発達し、英語の発想法(=英語の語順感覚)が身につくのです。

日本語も赤ちゃんのときにお母さんや周りの人の話す言葉を聞いて覚えました。聞くことによって日本語の発想法(=日本語の語順感覚)を獲得したのです。英語も聞くことによって最も重要な発想法(=語順感覚)が身につくのです。

毎日少なくとも30分間、できたら1時間、英語の教科書を意味を取りながら音声を聞いて音読したりシャドウイングしたりしましょう。これが最強の英語学習法です。毎日継続して合計約100時間で英語耳(=英語脳)が発達します。英語耳(=英語脳)ができると飛躍的に実力が伸びていきます。

「直聞&直読直解法」ではセンスグループ訳(=語順訳)を利用することによって意味をしっかり取りながら音読やシャドウイングをします。毎日5060回位ずつ読んで、1週間で約300回読むとセンスグループ訳が消えて、英語のまま直接理解できるようになります。

意味をしっかり取りながら、音声を聞いてする音読(=パラレルリーディング)はただの音読ではありません。実は英語を話すトレーニングをしているのです。だから最強の英語学習法なのです。逆に、意味を取らずにする音読は「空読み」と言ってほとんど効果がありません。訳読で勉強している生徒はどうしても「空読み」になってしまうので、なかなか成果が上がらないのです。

だから、授業で行うセンスグループ訳(=語順訳)をじょうずに利用しましょう。意味をしっかり取りながら音読できるので確実に実力が伸びるのです。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は奇跡の英語学習法なのです。

 

※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

 

全国どこでも自宅でオンライン授業
★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com

受験って何だろう? ~受験期は人生の黄金期~

君たちは受験生2_R

受験とは志望校に入るためのテストくらいにしか考えていない人が多いのではないでしょうか。「今年は受験か~、大変だなぁ。」と、どちらかというとマイナスイメージの方が強いのではないでしょうか。そしてマイナス面が強調され過ぎると受験戦争や受験地獄といった受け止め方をする場合も出てきます。

「君たちは受験生」百瀬昭次著(偕成社)は、どうしたら受験をプラスに受け止めることができるか、つまり真の受験生とはどうあるべきかという心構えを説いた本です。自己実現(=目標の達成)に必要な考え方や方法を身につけ、その結果として「合格」を勝ち取る受験本来の正しい取り組み方が書かれています。

例えば、「自分でやるべきことがどれだけできるか(中略)自分自身との競争が真の競争であって、それに打ち勝てば合格は必然的に達成される」と述べていて、受験は「他人との競争」という考えが一般的だがそれは大きな誤りで、「自己との競争」である。他人と競争しないので、受験戦争や受験地獄とは無縁であると明快に述べています。

当塾では、この本をテキストにして受験本来のあり方を説く「受験サクセス講座」や、目標を達成する方法を習得する「合格宝地図セミナー」を開催したり、全国の塾や予備校にも出張して開催しています。受験は自分の夢や目標を達成するための貴重な機会ととらえ、ワクワクしながら取り組もうと生徒たちには伝えています。そのため、これらのセミナーを受けた生徒は受験戦争や受験地獄とは無縁なのです。

受験期は人生の黄金期です。自己実現に目覚めるチャンスなのです。当塾でこの貴重な機会を活かすような受験を経験してみませんか? また、全国の学習塾や予備校にも出向きますのでセミナーを開催してみませんか?

 

※入塾を検討されている方は前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com
全国どこでも自宅でオンライン授業

「文法・訳読法」から「直聞&直読直解法」へ

エリザベス女王

武蔵ゼミナール大学受験英語塾は「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」を指導し始めてから30年以上になります。

「直聞&直読直解法」とは、聞く・話す・読む・書くの4技能を同時に伸ばすことのできる英語学習法です。現在広く普及している「文法・訳読法」とは違い、英語のまま理解することができ、英語のまま発信することのできる方法です。

この直聞&直読直解法を自塾の生徒だけのものにしておくのではなく、もっと多くの生徒たちにも学んでもらいたいと思い「全国英語直聞&直読指導研究会」を主宰しています。また、日本中の英語で困っている高校生を直接指導できるようオンライン授業を実施しています。

共通テストになって大学入試の英語は、本格的な英語力が必要なものに変化しました。前時代的な「文法・訳読法」や単なる受験テクニックでは太刀打ちできなくなりました。これからは、訳すことなく英語のまま理解できる、画期的な「直聞&直読直解法」で実用的な英語力を学習する必要があります。

今年度は、日本の英語教育を旧態依然とした「文法・訳読法」から、誰でも結果を出せる科学的な「直聞&直読直解法」へとさらに広げていきます。全国の英語を苦手にしている高校生の皆さん、保護者の皆様、今後ともよろしくお願いします。

 

※入塾を検討されている方は入塾面接をお申し込みになり、前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

 

全国どこでも自宅でオンライン授業
★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com

正則教授法 vs. 変則教授法(3)

634seminar(1)

塾生の一人が高校の英語の授業で次のようなことがあったと話してくれました。「今日は時間を計ります。このプリントを読み終わったら手を挙げてください。3分以内で読めれば、共通テストはなんとか時間内に解けます。3分以上かかるようだと時間内に解くのは難しいですよ。」と長文のプリントを配られたそうです。

結果は、2人を除いて、最も速かった生徒は約6分30秒。ほとんどの生徒は7~8分、一番遅かった生徒は10分を越えていたとのこと。「精読」では時間内に解けないから、「速読」の練習をするように言われたそうです。文法・訳読法の「速読」とは、ざっと目を通して必要なところを探す、いわゆる斜め読みのことです。これでは、どうしても理解度が落ちるのは否めません。

除いた2人のタイムは著しく速く、ほぼ同じで約1分30秒だったそうです。2人のうちの一人は帰国子女で、もう一人が塾生。塾生が読み終えて手を挙げたとき「この長文を以前に読んだことがあるのかな?そうでなければ、海外経験のない君がこんなに速く読めるわけがない・・・」と言われたそうです。初めて読んだ英文だったにもかかわらず。一方、帰国子女の方は何も言われなかったとかで憤慨していました。

正則教授法の流れをくむ「直聞&直読直解法」は、英語のまま理解できるようになる学習法です。リスニングも長文読解も英米人のように訳すことなく直接理解できるようになります。 文法・訳読法の4倍(ネイティブ並み)の速さで理解できるようになります。ぜひ、英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」で将来使える本格的な英語を習得しませんか?(連載おわり)

 

※入塾を検討されている方は前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com
全国どこでも自宅でオンライン授業

正則教授法 vs. 変則教授法(2)

634seminar(1)

現在、私たちは鎖国をしていて英語を話す必要がなく、英語で書かれた書物を通して学べばいい環境にいるのでしょうか?いいえ、そうではありませんよね。現代はグローバル化が進み、世界の共通語として日々使える英語が必要な環境の中にいます。 皆さんは、将来仕事でもプライベートでも英語を使う機会が増えるのです。すると、話すことのできない「文法・訳読法」ではなく、実用的な「直聞&直読直解法」で学ぶ必要があるのです。

最近の高校入試や大学入試では問題量が非常に増えていて「文法・訳読法」では太刀打ちできず時間が足りなくなっています。これは共通テストの英語が、話せるようになる英語力、つまり実際に使える英語力(=訳さずに英語のまま理解できる力)を前提にしているからなのです。 昨年と今年に実施された共通テストのリーディングは総単語数が約6,000語です。高校生が英文を読むスピードは平均して約75wpm(※1分間に75単語)なので、読むだけで制限時間の80分を使ってしまい解答する時間はまったく取れません。文法・訳読法では入試は戦えないのです。

英語のまま理解できる「直聞&直読直解法」なら訳読の生徒の約4倍の約300wpm(=ネイティブの黙読スピード)で理解できようになります。これに切り替えれば40分で2回読んで、残りの40分で問題を解き、見直す余裕も十分あります。

文部科学省は本気で英語教育の改革に乗り出しました。前近代的な「文法・訳読法」や単なる受験テクニックでは戦えないものに変えたのです。画期的な「直聞&直読直解法」でなければ、つまり、本格的な英語力がなければ、時間内に解き終わらない問題に姿を変えてしまったのです。でも、中学・高校の現場では追いついてないのが現状なのです。(つづく)

 

※入塾を検討されている方は前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com
全国どこでも自宅でオンライン授業

 

正則教授法 vs. 変則教授法(1)

634seminar(1)

明治時代に「正則教授法」と「変則教授法」という2種類の英語教育法がありました。 明治の初め頃に開校した東京大学では英米人の教授を招いて授業が行われていました。だから英語を話せないと東大で授業を受けることはできませんでした。それで当時、東大に入るための英語塾があったのです。そこで指導されていたのが「正則教授法」で、これが現在当塾でも指導している「直聞&直読直解法」です。

一方、「変則教授法」というのは、現在多くの中学や高校で行われている「文法・訳読法」のことです。当時の慶応義塾や東京専門学校(現在の早稲田)などの私学では英米人の教授はいませんでした。そのため、テキストを文法を駆使して分析し訳読すれば事足りたのです。現在でもほとんどの中学や高校では「文法・訳読法」で英語を勉強しています。

グローバル化が進み使える英語がより必要な今、英語教育の主流が「正則教授法(=直聞&直読直解法)」ではなく、「変則教授法(=文法・訳読法)」になっているのはいったい何故でしょうか? それは明治時代の終わりごろ、東京大学に日本人の教授が誕生し、また英語のテキストの翻訳にも成功したために英米人の教授が帰国し、その後の授業では直接英語を使う必要ががなくなったことが原因なのです。 このため「正則教授法」は不要となり、それ以後の英語教育では「変則教授法」が主流になっていきました。それが今でも続いているのです。(つづく)

 

 

※入塾を検討されている方は前もって「★入塾面接の栞」をお読みください。⇒事務局&研究会 | 武蔵ゼミナール (english634.com)

 

★武蔵ゼミナール大学受験英語塾
https://www.english634.com
全国どこでも自宅でオンライン授業

最も大切な「英語の発想法」

リスニングテキスト

日本人の英語力は米国に留学する世界約170か国中でほぼ最下位(2019年のTOEFLのデータ)です。理由は「英語の発想法」が日本語のそれとは全く逆だからです。英語の発想法とは、言い換えると、英語の語順感覚のことです。ヨーロッパ各国や中国などの言語の発想法(=各言語の語順感覚)は英語のそれとほとんど同じなので、英単語さえ覚えればどんどん英語を話せるようになります。

日本語の発想法(=日本語の語順感覚)はまったく逆なので、どんなに単語を覚えてもクズの山を築くだけであまり上達しません。ところが、英語の発想法を身につけると覚えた単語を英語の語順で使えるようになり、覚えた単語は宝の山になります。

だから、英語学習で最も重要なことはいかにして英語の発想法を身につけるかということなのです。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は英語の発想法(=英語の語順感覚)をベースにした学習法です。

「直聞&直読直解法」で学習すると英語の発想法(=英語の語順感覚)を習得できるので飛躍的に英語の実力が高まるのです。英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)が身につき使いこなせるようになります。

英語の発想法を習得するには英語の「音声」を使って学習します。音声を聞きながら音読やシャドウイングを繰り返し実行することによって英語耳(=英語脳)が発達し、英語の発想法(=英語の語順感覚)が身につくのです。

日本語も赤ちゃんのときにお母さんや周りの人の話す言葉を聞いて覚えました。聞くことによって日本語の発想法(=日本語の語順感覚)を獲得したのです。英語も聞くことによって最も重要な発想法(=語順感覚)が身につくのです。

毎日少なくとも30分間、できたら1時間、英語の教科書を意味を取りながら音声を聞いて音読したりシャドウイングしたりしましょう。これが最強の英語学習法です。毎日継続して合計約100時間で英語耳(=英語脳)が発達します。英語耳(=英語脳)ができると飛躍的に実力が伸びていきます。

「直聞&直読直解法」ではセンスグループ訳(=語順訳)を利用することによって意味をしっかり取りながら音読やシャドウイングをします。毎日5060回位ずつ読んで、1週間で約300回読むとセンスグループ訳が消えて、英語のまま直接理解できるようになります。

意味をしっかり取りながら、音声を聞いての音読はただの音読ではありません。実は英語を話すトレーニングをしているのです。だから最強の英語学習法なのです。逆に、意味を取らずにする音読は「空読み」と言ってほとんど効果がありません。訳読で勉強している生徒はどうしても「空読み」になってしまうので、なかなか成果が上がらないのです。

だから、授業で行うセンスグループ訳(=語順訳)をじょうずに利用しましょう。意味をしっかり取りながら音読できるので確実に実力が伸びるのです。「英語のまま理解できる直聞&直読直解法」は奇跡の英語学習法なのです。

武蔵ゼミナール大学受験英語塾 https://www.english634.com