
昨日まで、隣町の小江戸・川越では「川越祭り」が開催されました。 1648年から始まり、370年以上の歴史を誇るこのユネスコ無形文化遺産の大祭は、今年も約60万人もの人々を魅了し、小江戸の町並みに圧倒的な熱気と伝統の重みをたたえていました。
この絢爛豪華な山車とお囃子の響きに触れるたび、「伝統の力とは本当に素晴らしい」と深く胸を打たれます。
しかし、そのお祭りの最中にふと、ある恐ろしい(そして壮大な)数字について考えてしまいました。
川越祭りの歴史ですら約370年。 では、私たちが学校教育で当たり前のように受けてきた「変則・文法訳読式」のルーツはどれほど古いのでしょうか?
英語教育自体は明治時代以来のたかだか150年の歴史しかありませんが、その源流をたどると、平安時代、菅原道真公の建策により遣唐使が廃止された後に発達した「漢文訓読法」に行き着きます。中国との直接交流が途絶えたため、文字に返点を打って日本語の語順に無理やり訳す――そのサバイバル術として生まれたシステムは、江戸時代の蘭学、そして明治以降の英学へと脈々と継承されてきました。
つまり、私たちが受けてきた英語の勉強法には、川越祭りの歴史の約3倍、なんと「1,100年以上」に及ぶ圧倒的な歴史的蓄積と呪縛がこびりついているのです。
なぜ高校生の英語は「75wpm」から抜け出せないのか?
「外国人と直接話さない時代」に生まれた、文字をこねくり回して訳すためのローカルな翻訳術。 それが1,100年もの間、日本の語学学習の根底を支配し続けてきました。
だからこそ、共通テストが求めるような「リスニング140wpm」「リーディング80分で6,000語(必要処理速度300wpm)」という世界の前で、高校生の平均(75wpm)は完全に立ち往生してしまうのです。1,100年の歴史的呪縛を引きずったままの「変則・文法訳読式」では、現代のスピード感に太刀打ちできるはずがありません。
私たちが目指すべきなのは、訳すことでも、斜め読みの速読をすることでもありません。 武蔵ゼミナールが指導する「正則・直聴直解法」によって、英語のまま塊で捉え、300wpmのスピードでダイレクトに理解する脳への切り替えです。それは、1,100年の古い殻を脱ぎ捨て、世界と自然につながるための必須のステップなのです。
370年の伝統を愛する小江戸・川越の地から、1,100年の歴史的呪縛を断ち切り、本物の英語力を手に入れる。 時代遅れの勉強法に別れを告げ、新しい扉を開いてみませんか?